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  • haotalks

粽(ちまき)比べ①

更新日:2022年1月28日

台湾の端午節(たんごせつ)は6月!


日本では5月5日は、「端午の節句(たんごのせっく)」として、こどもの日として祝日となり、鯉のぼりをあげたり「粽(ちまき)」や「柏餅」を食べますよね。


台湾でも5月5日は「端午節(たんごせつ)」と言い、台湾ではとても重要な季節の行事となるのです。

ただし、台湾では太陰暦または旧暦を使用しますから、お祝いをする旧暦5月5日は、新暦によると今年は6月14日になります。


「端午節(たんごせつ)」は台湾の3大節句の「春節」「端午節」「中秋節」の一つであり、とてもとても大事な祝日になります。



粽(ちまき)を食べよう!


台湾の「端午節(たんごせつ)」でも、日本と同様に「粽(ちまき)」を食べるのですが、『食過五月粽,寒衣可入櫃;不食五月粽,寒衣不敢送』という諺(ことわざ)があって、「この旧暦五月の粽(ちまき)を食べたら、もう冬服を仕舞ってもいい。旧暦五月の粽(ちまき)を食べなければ、まだ冬服を仕舞ってはいけない。」という意味になります。


ということで、日本では6月半ばにあたる旧暦5月5日の「端午節(たんごせつ)」を過ぎたら、台湾では本格的に夏を迎えることになるのです。夏を迎える前に、ショウブやヨモギを飾ることで虫除けをしたり、邪気払いをするという意味もあります。



端午節(たんごせつ)ボーナス!?


ところで台湾国民における「端午節(たんごせつ)」の重要度の高さは、台湾の多くの会社で「端午節」ボーナスが支給されたり、商品券を支給されたりすることで分かって頂けるのではないでしょうか。これは台湾人の楽しみですよ!


日本と同様、台湾でも「端午節(たんごせつ)」は連休になるので、地方から都市に出てきている人は実家に帰省します。残念ながら今年はコロナ感染拡大の懸念があるために、帰省や行楽などを自粛しようと台湾政府が呼びかけていますので、自粛している国民も多いですが、せめて「端午節」に食べる定番の「粽(ちまき)」を食べましょう! 季節の味を楽しむことは大切ですからね!(続)

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